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更新日:2023.02.1

今月の一冊(2月)を更新しました。

『だごだごころころ

書名の「だご」とは、「だんご」のこと。ある日、山の畑のおじいさんに、「だご」を届けたおばあさんでしたが、その「だご」はころがって、川を越えて暗い穴の中へ入ってしまいました。「だご」を追いかけて穴へ入ったおばあさん。ところがそこには鬼たちがいて、おばあさんに「だご」を作れというのです。おばあさんは無事に家へ帰れるのでしょうか。

美味しい「だご」を食べて満腹になる鬼たちの表情などは、どこか間が抜けていて、おかしみがあります。日本の山河を舞台に、おおらかな線で描かれた人や鬼たちが、昔話の世界を楽しませてくれます。

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