『水は、』
空から降ってきた雨が、森や土に蓄えられ、やがて蒸気となって空へのぼり、また雨雲になる。
天地をめぐる「水」の営みが、山下大明さんの写真と文で綴られています。この本には少ない文章しかありません。しかし、言葉ひとつひとつの奥深さを、山下さんの写真が見事に表現しているように感じられます。
花や昆虫たちが水によって潤っている姿や、水そのものの造形の美しさに魅了されつつ、水の循環の広大さに心が揺さぶられます。
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