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更新日:2020.12.1

今月の一冊(12月)を更新しました。

『くろうまブランキー』

 

 黒い馬のブランキーは、意地悪なお百姓さんからこき使われて、働き続ける毎日を送っていました。ある日、重い荷物が運べず、お百姓さんからぶたれて道にへたりこんでしまったブランキー。そこへ、サンタクロースが空から静かに下りてきて、ブランキーに自分のそりをひっぱらないかと声をかけるのです。
ひとりぼっちで星を見上げていたブランキーは、最後には、サンタクロースの傍で安心してくつろぐようになります。寒々とした場所から帰ってきてストーブにあたっているような、しみじみとした温かさが読後に残ります。

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