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池浦館長

更新日:2012年10月1日
「学び」を深める季節

 やっと秋風が吹く涼しい季節がやって参りました。食欲の秋、スポーツの秋であり、読書や学びには最適な時期です。コミセンわじろでも接遇・防災・福祉など、毎月1回のペースで職員研修を実施して普段から学びを深めております。先月の人権研修では福岡工業大学社会環境学部の上寺康司教授による、孔子の『論語』と儒学者・佐藤一斎の『言志四録』を題材とした研修をいたしました。近年再び注目されている日本人にもなじみ深い「人間としての有り方生き方の思想」についての儒教の教えを、職員も襟を正しながら学び、心に刻んでいたようです。
 また、コミセンわじろでは先月、香椎第二中学校と和白丘中学校の生徒さん(各6名)が職場体験学習に来館されました。福岡市では殆どの中学校で職場体験学習を実施していますが、生徒さんの元気なあいさつや、ちょっとした気遣いに、心がほっと和み嬉しくなります。現場の私どもにとっても良い体験の機会だと思っております。生徒のみなさんが社会人になった時、今回の体験が何かの一助になればと願います。
 思えば遠い昔ですが、私が中学生だった頃は、国全体が戦後の混乱の中にあって、多くの人々は貧しく、生きていくのがやっとの時代でした。中学を卒業した同級生は「金のたまご」ともてはやされながら、親や幼い弟妹のために集団就職列車にのって故郷を遠く離れて行きました。ラジオから流れる「ああ上野駅」を聴くたびに過ぎ去ったあの頃を思い出します。戦後になって平和を知り、命の尊さを学んだ世代です。今がどれだけ良い時代かを後世に伝え続ける義務があると思っております。



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