ヴィンセントさんのしごと

乾 栄里子/文 西村 敏雄/絵
福音館書店 2024.2  ISBN:4-8340-8761-1



ヴィンセントさんの一日は毎朝7時にはじまります。朝ごはんをのこさず食べ、歯を磨いたら家を出て仕事に向かいます。古い建物にある「ヴィンセント事務所」。ここが彼の仕事場です。事務所の郵便受けには世界中の子どもたちが書いた手紙がたくさん届いています。ヴィンセントさんの仕事は、子どもたちの相談を解決すること。とりかかったのは、雪を見てみたいという南の島の男の子からの手紙です。本をたくさん読み、むずかしい計算をして解決方法を考えます。それから、屋根に雲の中まで伸びるはしごを掛け、大きな扇風機を取り付け、遠くに見える雪雲に向かって回し始めました。雲はどんどん南のほうへ飛んで行きます。そして、南の島の男の子が住んでいる町に雪が降り始めて、南の島では大ニュースになります。仕事を終えたヴィンセントさんは、家に帰り食後にテレビでそのニュースを見て楽しそうにほほ
笑むのでした。
 やわらかいタッチの絵で描かれる、子どもたちの願いをユニークなアイデアでかなえるヴィンセントさんの心温まる絵本です。

<10月の特集>

『しごと』

パンやさん、おいしゃさん、しょうぼうしさん、ケーキやさん。
みんなをささえてくれる、いろいろなおしごとがあります。

どんなことをしているのかな?
どんなひとたちがはたらいているのかな?

えほんをひらくと、しらなかったおしごとのせかいがみえてきます。
さあ、いろいろなおしごとをのぞいてみましょう!



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