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更新日:2022.02.1

今月の一冊(2月)を更新しました。

『とら猫とおしょうさん』

昔、貧乏なお寺の和尚さんは、とら毛の猫を「とら」と呼び、可愛がっていました。ある日、「とら」は和尚さんにお礼だといって、これからニ、三年後に起こる出来事を告げ、その出来事が解決出来るお経の文句を伝えて去って行きます。それから二、三年が経って、いよいよその出来事が起きました。和尚さんはいったいどうするのでしょうか。

和尚さんが「とら」と一緒にふとんに入っている様子の絵などは、和尚さんと「とら」との間に通いあう情愛が伝わってくるようで微笑ましいです。少し不思議で、そして温かな昔話の世界を味わってみてください。

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