ボタ山であそんだころ

石川えりこ/さく・え 福音館書店 2014.3
ISBN:4-8340-8075-9


福岡県にはかつて炭坑で栄えた町がたくさんありました。この物語は作者が生まれ育った炭坑の町が舞台です。石炭を生業とした人々の日々の暮らしやその中でたくましく育つ子どもたちの日常が、モノクロの筆致で丁寧に生き生きと描かれています。豆炭づくり、カンラク池、ボタ山登りにどろの川わたり、そして炭坑事故…。当時を生きた人々に思いをはせながら、絵本をひらいてみませんか?

<12月の特集>

『九州ゆかりの作家の絵本』

12月は私立図書館の絵本月間です。総合図書館や各分館でお薦めの絵本を多数展示します。和白図書館では「九州ゆかりの作家の絵本」と題して、福岡県をはじめ、九州各地で活躍する絵本作家の本を集めました。この機会にぜひ手に取ってご覧ください。



×ウィンドウを閉じる