『としょかんらいおん』
ある日のこと、図書館にライオンがやってきました。ライオンは、図書館の中では大声を出さないということを覚え、やがて子どもたちとも、図書館員とも親しくなりました。図書館に通ってきては、仕事の手伝いもするようになったライオンですが、ある時、図書館長のメリウェザーさんが転倒する事故に遭遇しました。さて、ライオンはどうするのでしょうか。
柔らかい風合いで描かれた絵が、ライオンと子どもたち、図書館員との結びつきの温かさをよく表現しています。こんな風にライオンが図書館にやってきてくれないかしらと、想像の翼が広がります。