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奥村館長

更新日:2015年9月10日
「こんにちは」から施設の信頼を育む

 9月に入って長かった酷暑もようやく一段落し、秋風が肌に心地よい季節となりました。朝夕はずいぶん涼しくなり、過ごしやすくなりましたね。

 当館では季刊情報誌「WAJICO(ワジコ)」を年4回発行しており、今月発行分で第10号を迎えました。地域を回りながら紹介する話題を探していると、よく知らなかった地名の由来や昔から親しまれている広場、地域で活躍する方々にお会いすることができ、足を運ぶ大切さを痛感します。また最近では、「WAJICOに載せてくれんかね?」と声をかけていただくなど、話題を提供していただくことも増えてきました。
 「WAJICO」というタイトルは、『和白の子ども(=和白っ子)』のように、地域のみなさまに愛される存在になって欲しいという想いから名付けたものです。ですので、このように身近な情報を提供していただき、地域に根づいた情報誌として活用されることをとても嬉しく感じます。

 また、当館の新しい紹介ツールとしてミニパンフレット「コミセンわじろのつかいかた」を作成しました。その名の通り、健康づくりや発表会場としての「使い方」、そして、地域活動応援課という私たち独自の取組みも紹介しています。地域の行事などで名刺代わりにお配りしていますので、手に取っていただけると嬉しいです。

 このように、地域の魅力や施設の利用方法が「伝わりやすい情報発信」を心がけていますが、それだけではなく、日頃からの関係づくりが大切だと感じています。と申しますのも、利用者の多くは、友人や家族からの紹介でコミセンを知ったという方がほとんどです。まちで配られるチラシよりも、知人から教えてもらったお店の方が安心できるように、「信頼できる情報」であることが重要です。
 そのためにも、私たちは地域のみなさんにとって信頼できる存在になるため、「こんにちは」の声かけから始めています。小さなことではありますが、コミュニケーションを大切にした「つながる施設」を目指していきます。



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